英語学習コラム

なぜ”電子書籍”よりも『紙の本』なのか

電子書籍よりも紙の本がいい理由

5〜6年前だと電子書籍は非常に品揃えが悪く、読みたい本は紙しかないから、電子化されている本の中から読みたい本を探すという状況でした。今は読みたい本が結構な割合で電子化されていて普及が進んでいます。とても便利ではあるのですが、学習する際には紙の本が電子書籍よりも優れているので、その理由をご説明します!

電子化で失われるもの

紙の本がもつ厚みが与える量的な感覚は、読書の重要な要素ですが、電子書籍にはそれがありません。

紙の本は視覚的、感触的に全体のどの辺を読んでいるのかということを常に把握できますが、電子書籍ではスクロールバーやページ数の表示など視覚情報しかありません。

紙の本は読みやすい工夫がなされている

紙の本では「左右のページ構成」や「行開け」といったレイアウトに作者の意図が込められることも多いのですが、電子化される際にそういった視覚的な印象が失われてしまうことがあります。

また、左右のページが交代し、それをめくっていくことは、人間の脳にとって重要な要素であるリズム感を与えているのです。インターネット検索や辞書ソフトは短時間に検索語句を探せますが、そこから先の内容把握は、使い込んだ辞書のほうが速いという統計もあります。

電子化で脳は活性化しない

電子書籍が、紙の本よりも脳を活性化させることはありません。物事の電子化によって脳が進化することもありません。

テレビを見ているよりも、音声や活字だけの放送や作品に触れていたほうが、想像力や思考力は高まります。同じ活字情報でも、電子書籍より紙の本を読んだほうが、想像力や思考力は高まります。

紙の本は想像力や思考力を高める

教科書や参考書にアンダーラインを引いたり、書き込みをしたりして内容を覚えた経験は誰にでもあるでしょう。脳には関連性をつけて記憶する仕組みがあるので、手がかりを作ることによって記憶に定着するのです。

想像力や思考力を高めたいのであれば、積極的に紙の本を読むべきなのです。

今こそ紙の本が必要!

子どもの頃から電子教科書を使い、キーボードで活字を操れるようにするのは悪い事ではありません。

ただ、記憶に定着しにくい電子書籍を使い、文字を書くことが少なくなると、想像力や思考力が欠如するのは当然の結果なのです。そうした教育システムにおいては、文字を書いたり絵を描いたりして、表現力や考える力が養われる時間を多くとる必要があるのです。

読書のスタイルは今、過渡期にあります。それだけに、人間が本を必要とする理由をもう一度考えてみませんか?

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引用元:https://re-sta.jp/effects-of-reading-4746
読書が脳にもたらす効果-人間が本を必要とする4つの理由 より